水やりしながら、心も満ちるよ。

先月から自宅に観葉植物を招いて可愛がっています。初心者も簡易な世話で育てやすいものなのですが、

 

目が覚めて最初に挨拶したり、触れて可愛いなとほっと思える気持ちは、

 

自分の心に水をやっているようですから、互いに育成しあう関係ですね。

 

親子関係や恋愛関係にある者同士にも対応する関係性と言えるのでしょうか。

 

 

 

 

 

今の私に子どもはいないし、恋人もいません。

 

 

ようやく自分のことに向き合う、その向きを変えたばかりの段階で子育てはとても考えられないと思うけれど、幸せは、自分で描く次第だと教わって実感を持つようになってからは、恋人の存在も執着できなくなりました。

 

 

以前は誰かに愛されれば、それで満たされて幸せになれるのにと嘆いて、できない理由は勘付きながらも足踏みしていました。

 

 

当時は、自分のこと好きに何てなれないという気持ちもあったと思いますが、自分のこと好き嫌い抱いたって意味ないじゃないと考えていて、自分について考えを巡らす必要が分からない、要するに「自分」への関心が常に希薄だったと思います。

 

 

けれどもまた我は強く、人に認められたい。

 

 

また誰彼構わず見下されることに耐性がない。誰彼構わず、というところが、ポイントなんですよね。

 

 

本当に自分を見つめられれば、どうでもいい人からの言動に気を取られること、

 

 

ヤキモキする感情が湧いてこないんですから。

 

 

 

人の意見や評価に知らずに振り回されてしまうことは本当によくあることですが、

 

その積み重ねた人生は他でもなく自分だけのもの、

 

傷ついたり、むしゃくしゃしたり、嘆いてみたり、そういうこと

 

 

全部、環境や生い立ちや国家に不満をもっても少しでも良くする努力、愚痴に終始せず

 

 

自分自身のことを真剣に見つめられる人は、人として、

 

尊敬に値するのだと思います。